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ウクライナ機墜落、イランが誤ってミサイルで撃墜!?

 イランが8日にイラク駐留米軍を弾道ミサイルで報復攻撃した後、イランでウクライナの旅客機が墜落、乗客乗員176人全員が死亡した事故は、イランがミサイルで誤って撃墜したとの見方が強まった。トランプ米大統領やカナダのトルドー首相が撃墜との認識を示した。イラン側は否定している。

 米軍が駐留するイラクの軍事基地に報復があったのは8日午前1時20分(日本時間同6時50分)で、その5時間後にウクライナ国際航空の旅客機がテヘランの空港を離陸、直後に墜落した。搭乗していたイラン人のほか、イラン系カナダ人やウクライナ人らが死亡した。

 米当局が人工衛星やレーダーのデータを分析したところ、2発のミサイルの熱源を探知した直後、旅客機付近で爆発が起きた。

 イランの防空システムが稼働し、地対空ミサイルが発射され、誤って撃ち落とされた可能性があるとみている。

 トランプ氏は「誰かが間違いを犯した可能性がある」と述べ、撃墜を示唆。トルドー氏もイランが旅客機を撃墜したとの認識を示した。

 米紙ニューヨーク・タイムズは9日、旅客機が墜落したとする動画を公開。暗闇の中、小さく光る物体が一瞬大きな光を放ち消えていた。

 イランのタスニム通信によると、イラン側は「撃墜はあり得ない」と主張した。