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【真・人民日報】IR汚職事件 中国企業「500ドットコム」が日本のカジノ運営を狙う“ワケ” (1/2ページ)

 昨年末から大騒ぎになっているIR汚職事件。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で、当時国土交通副大臣だった秋元司容疑者(48)が収賄容疑で逮捕された。

 贈賄の疑いをもたれているのは中国企業で深センに本社のある「500ドットコム」。さらに5人の国会議員の名前も浮上し、1人以外は認めていないが、事件は拡大の勢いだ。

 秋元容疑者は国土交通副大臣としてIRを担当し、「500ドットコム」は中国のスポーツくじを扱う企業として知られている。

 それにしても絵にかいたような汚職事件で、久しぶりに見る「分かりやすい」ストーリーだ。

 一連の報道を見て私が感じたことは、まず「500ドットコム」は今後「中国で大変だな」ということだ。

 どういうことか。

 不正な資金の持ち出しが焦点となってしまった時点で、中国当局の徹底した捜査のターゲットになることが避けられなくなったということだ。

 5日には最高経営責任者(CEO)が一時的に職務から外されたことが報じられたが、早速始まったな、という感想だ。

 不正に海外に資金を持ち出すことは、習近平政権が最も神経質になっていることの一つだ。それだけに問題は尾を引くだろう。

 そもそも「500ドットコム」はスポーツくじの企業といわれるが、中国ではもっと別な意味で名前を聞いた。それは、マカオのカジノの債権回収業務である。

 カジノはたいてい高利貸しや質屋と一体となって動いている。ゲームに負けて熱くなった人たちが、その場で大きな借金をつくることで大きな利益を生み出す構造を抱えているからだ。

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