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だから韓国はパッシングされる…北朝鮮が理由を指摘 (2/2ページ)

 北朝鮮の対外宣伝メディアである「メアリ」14日付の論評で、「南朝鮮(韓国)当局はなぜ無視されなければならないのか」としつつ、次のように主張した。

 「歴史的な北南宣言(注=昨年の首脳会談における南北合意)が発表された後、私たち共和国は終始、その履行のために主導的かつ善意的で度量の大きい措置を相次いで取ると同時に、南朝鮮当局が民族の問題を解決するために、外勢との『協調』よりも、民族の利益を優先する立場を取るべきであることを、わかりやすく助言もし、忠告もした。しかし、南朝鮮当局は北南宣言の履行のための根本的かつ原則的な問題からは目をそむけたまま、米国に盲従盲動し、我々と合意した宣言のいずれの条項も履行できなかった。むしろ隠蔽された方法で高度な戦争装備を搬入し、外勢との合同軍事演習を繰り広げながら、同族を狙った軍事的敵対行為に固執する裏切り行為をはばからず、全民族の怒りを誘った。

 盲従は無視を招き、裏切りは軽蔑を呼ぶものだ。

 いかなる自主性もなく、外部勢力に盲従盲動する南朝鮮当局に果たして何を期待することができるだろうか」

 このような主張は、北朝鮮が従来から繰り返してきたもので、その内容は単純明快だ。北朝鮮が望むのは、開城工業団地や金剛山観光の再開など南北の経済協力であり、米韓合同軍事演習の完全な中止であり、米国からのステルス戦闘機導入などの軍事力増強の停止である。これらのいずれも、米国との合意なくして韓国が独断で実行するのは不可能だ。

 (参考記事:「韓国外交はひどい」「黙っていられない」米国から批判続く

 こんな要求を突き付けてくる北朝鮮と対話したいなら、文在寅氏は南北対話より先に、米国との対話を先行させる必要がある。

デイリーNKジャパン

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