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和歌山“断水中止”ドタバタ劇 3日間の断水計画「市民はパニック」も、ふたを開けたら… (1/2ページ)

 とんだ大騒動だ。基幹配水管が破損している恐れがあるとして、最長3日間で全体の5分の1にあたる約3万5000世帯(約8万人)に影響があると予告されていた和歌山市の断水計画。ふたを開けたら、破損は枝管のみ。修繕もあっという間に終わり、「はい、撤収」。断水も未明に急遽(きゅうきょ)中止になるというドタバタぶりだった。

 今月8日、1962年から使用している水道管で、農業用水路内への水道水の流入が発覚。市は水道管が破損したとみて19日夜から掘削作業をしていた。

 市は断水しない場合、工事に最低1カ月を要するため、断水した上での工事を決断。漏水が起きているのが基幹配水管、枝管のどちらの管であっても断水すると発表していた。

 しかしこの発表が実施3日前の16日夕方だったため、市民は大混乱。飲料水などを求め、スーパーなどに殺到し、一時品薄となる店舗も発生した。市職員らも18日から高齢者宅を巡回し、給水袋の配布や緊急連絡先の説明で対応に追われた。

 断水期間中は消防車両や給水車の配備を増やすとしていたが、ネット上では和歌山市民と思われるユーザーが「和歌山市民はパニックです」「コンビニ、スーパー、ホームセンターから、昨晩の時点で水が消えてました」と投稿する混乱ぶりだった。

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