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北朝鮮軍で吹き荒れる「韓流狩り」の嵐…誰もが恐れる「78号室」とは (1/3ページ)

 昨年末に平壌で開かれた朝鮮労働党中央委員会第7期第5回総会。北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、金正恩党委員長の発言を次のように報じている。

 

金正恩委員長は、全党的、全国家的、全社会的に反社会主義、非社会主義の現象を一掃するための闘いを度合い強く繰り広げ、勤労者団体の活動を強化し、全社会的に道徳紀綱を強く立てることに関する問題を提起した。

 また、採択された決定書の8つの項目にも「反社会主義・非社会主義との闘いの強化と綱紀粛正」が盛り込まれたと報じている。

 (参考記事:「世界は新たな戦略兵器を目撃する」金正恩氏、党総会で宣言

 この「非社会主義、反社会主義」だが、当局が考えるところの社会主義にそぐわない行為を取り締まることで、綱紀粛正や風紀取り締まりに当たる。平安南道(ピョンアンナムド)の朝鮮人民軍(北朝鮮軍)内部情報筋は、朝鮮人民軍総政治局直属の78号室による検閲(監査)が行われていると伝えている。

 78号室とは、パソコン、テレビや映像に関する取り締まりを行う部署だ。映像といえば、当局が厳しく禁じている韓流ドラマ、映画がそれにあたるが、外部情報の流入に関するあらゆる動向を把握し、総政治局組織部に報告する役割を果たしている。

デイリーNKジャパン

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