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WHOは何をやっているんだ!? 「新型肺炎」中国寄りの姿勢に強い違和感 「緊急事態」見送りで各国対応遅れ?「事務局長の親中ぶり明白」 (1/2ページ)

 新型肺炎への、WHO(世界保健機関)の対応が疑問視されている。中国全土や世界各国に感染が拡大しても、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言していないのだ。テドロス・アダノム事務局長は訪中して、習近平国家主席と会談しているが、後手後手過ぎないか。

 「中国政府は時宜にかなった有力な措置を講じている」「WHOは科学と事実に基づいて判断し、過剰反応や事実と異なる言動には反対する」

 テドロス氏は28日、北京で習氏と会談し、こう述べた。満面の笑顔で握手する写真が世界に配信され、強い違和感が広がった。

 習氏は会談で、「WHOと国際社会が、客観的に状況を評価すると信じたい」と、緊急事態宣言を回避するよう期待感を示した。中国当局としては、緊急事態宣言が出れば、貿易や渡航が制限され、社会や経済が混乱すると恐れているようだ。

 WHOは国連の専門機関の1つで、本来、世界中の人々の健康を守るのが使命である。

 そのトップに3年前になったテドロス氏は、エチオピアの元保健相・外相だ。同国は以前から「中国マネー」による開発が進み、いまや中国の巨大経済圏「一帯一路」構想のモデル国といわれるほど、「親中国」だ。

 その影響か、テドロス氏には中国寄りの発言が目立つ。

 WHOの緊急委員会(23日)で、テドロス氏は「ウイルスの流行がまだ中国国内に限られている」として、緊急事態宣言を見送った。28日現在、18の国や地域で感染者が確認されている。

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