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クルーズ船内感染対策“告発動画バトル” 神戸大・岩田教授vs厚労省 海外でも大反響! (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの集団感染が発生した英国船籍のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での対応をめぐり、一時乗船した神戸大学医学部の岩田健太郎教授(感染症内科)が、船内の感染対策が不十分だと動画投稿サイト「ユーチューブ」で問題提起し、国内外で反響を呼んだ。政府側はこれに強く反論した。話題の動画は20日朝、突如削除された。

 「ダイヤモンドプリンセスの中はものすごい悲惨な状態で、心の底から『怖い』と思った」「常駐している感染対策の専門家が一人もいない」「(ウイルスのいない安全な)グリーンゾーンも(危ない)レッドゾーンもぐちゃぐちゃになっていて、まったく区別が付かない」

 岩田氏は18日、災害派遣医療チームに同行して一時乗船した後、告発動画でこう訴えた。投稿した動画は日本語と英語の2種類。米ウォールストリート・ジャーナルや、英BBCなど海外メディアもこれを報じた。

 立憲民主党など左派野党は19日、政権批判に使えると踏んだのか、ビデオ通話で岩田氏への聞き取りを実施した。

 野党統一会派の山井和則衆院議員は同日の衆院予算委員会で、「中国以外の世界の感染者のうちクルーズ船(の乗客)が半分以上だ。船内の感染予防対策が不十分だったのではないか!」などと問いただした。

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