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【有本香の以読制毒】日本経済は“令和恐慌”寸前…コロナショックに「消費税ゼロ」の劇薬を! 安倍首相&麻生財務相の強力タッグはリーダーシップを! (1/3ページ)

 今年も、3月11日がめぐってきた。東日本大震災から丸9年がたってもなお、4万7000人以上の方々が避難生活を余儀なくされている。そんななかで私たちは今、新たな異質の「国難」に直面している。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全国の学校は休校、春のセンバツ高校野球も中止。国民挙げて外出自粛に努めているなかではあるが、「これだけは見逃せない」と、筆者は先週末、公開中の邦画「Fukushima50」を見に出掛けた。

 感想としてまず申し上げたいのは、外出自粛が開けたら、一人でも多くの人に見てほしい作品だということだ。時節柄、映画館は空いていたが、前半から多くのすすり泣きが聞こえていた。館内の全員が「あの日、あのころ」を思い出しながら見つめたスクリーンには、決死の覚悟で任務に挑み、日本を救った人たちの真実が描き出されていた。

 無私の心と最上の勇気で奇跡を起こした「名もなき」人たちと対照的に、上に立つ者、特に総理大臣はじめとする政治家の無力が容赦なく描かれていた。

 上が無力であっても、現場の人々の奮闘で難局を乗り切る。これまた、日本人らしい有り様だとはいえる。リーダーシップの欠如という不幸をカバーして余りあるほど、日本人の「現場力」はいつの時代も優れている。

 余談だが、本作を見ると、福島と日本を救ったヒーロー・ヒロインたちの真実を、悪意で歪めたと思しき偽記事を書いた朝日新聞を殊更許せない気持ちにもなる。

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