記事詳細

金正恩氏「重篤状態説」に騒然! 妹の与正氏はすでに後継指名?北朝鮮に何が起きているのか 識者「何らかの異変が…」 (1/2ページ)

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が手術を受けて、重篤な状態にあるという衝撃情報を米CNNが報じ、関係各国やメディアが注目している。正恩氏は、以前から健康不安説がささやかれ、祖父の金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念日「太陽節」(15日)の式典にも姿を見せないなど、異変が伝えられていた。北朝鮮で何かが起こっているのか。

 CNNは20日、米情報当局者の話として一報を報じた。ロイター通信は翌21日、韓国メディアの報道を引用して、正恩氏が12日に心血管系の手術を受け、現在も療養中だと伝えた。

 北朝鮮に近い、中国共産党や韓国政府の関係者は「重篤な状態ではない」「特異な動向は確認されていない」と発信している。

 正恩氏をめぐっては、今月11日に平壌(ピョンヤン)で開催された党政治局会議への出席を報じられて以来、公の場に姿を見せていない。前述したように、祖父の生誕108年にあたる「太陽節」も欠席した。

 東アジア情勢に詳しい龍谷大学の李相哲教授は「CNNの情報源は、米政府の高官で『正恩氏の身辺が分かる立場にある人』と聞いている。情報の精度は高いとみられるが、容体は分からない。正恩氏は昨年8月から体調がすぐれないと訴えていたとされる。過労とストレスの蓄積、祖父も父も循環器の問題で亡くなっており、心臓に問題が生じたのは説得力がある」という。

 北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長の高英起氏は「正恩氏は別荘に滞在しており、医者が撤収したとの情報もあり、『術後良好』との説もある。仮に正恩氏が重体に陥っても、通常通りに見せるのが北朝鮮だ」と語る。

 正恩氏は体重約130キロ、飲酒も喫煙もするため、コロナ禍でなくても健康状態は懸念されていた。

 北朝鮮の政治体制にも変化が見られる。

関連ニュース