記事詳細

北朝鮮“ポスト正恩”激闘!? 妹・与正氏“有力視”も軍人に不満分子 識者「予想だにしない『第3の人物』が出てくる可能性も」 (1/3ページ)

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に「心臓手術説」や「重篤説」が流れるなか、欧米メディアは早くも、正恩氏の後継者に注目している。北朝鮮では、「建国の父」である金日成(キム・イルソン)主席の血筋を引く「白頭血統」が強い存在感を示す。現時点で、正恩氏の妹、金与正(キム・ヨジョン)氏が最有力とみられるが、「男性優位」や「朝鮮人民軍重視」という同国の統治体制などから、読みにくい面もある。識者は「ポスト正恩」について、血族3人の名前を挙げる。今後、権力闘争に発展する危険性もありそうだ。

 「正恩氏の身辺異常説が提起され、さらに与正氏が注目されるようになった」「(与正氏が)党の最高権力機構である組織指導部の第1副部長の役割だけでなく、『白頭血統の後継者』としての地位と役割に拡大する可能性を予告している」

 韓国立法調査処が4月29日にまとめた報告書には、こう記されていた。与正氏が、正恩氏に代わって対韓・対米の外交談話を発表したことを踏まえ、後継者の地位を与えるとの分析を示したのだ。

 与正氏は、2017年10月の党中央委員会総会で政治局員候補に選出された。19年2月の米朝首脳会談(ベトナム・ハノイ)が決裂した責任問題からか、一時は解任情報も流れたが、4月中旬の最高人民会議で、政治局員候補に返り咲いていた。

関連ニュース