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感染者情報を誤掲載、愛知県の重い責任 氏名や「愛人?」など人間関係まで… 門田隆将氏「信じられない間違いだ」 (1/2ページ)

 前代未聞の事態だ-。愛知県が新型コロナウイルスの感染者の氏名や入院先など490人分の個人情報を県のウェブサイトに一時、誤って掲載した問題で、「恋人」「愛人?」などという微妙な人間関係まで記されていた例があることが分かった。大村秀章知事率いる同県のあまりにずさんな個人情報の管理に、専門家もあきれ返っている。

 「あってはならないこと。患者、家族、関係者に深くおわびする」

 大村知事は8日の記者会見で、こう陳謝した。

 感染者の個人情報は、5日午前9時半ごろから同10時15分ごろまでの約45分間、誰でも閲覧可能な状態だった。県民からの問い合わせで発覚し、その後、削除された。

 県は、誤って掲載した内容について、氏名や入院先、入退院日、発生届提出保健所などと公表しているが、実は「恋人」「愛人?」などと人間関係や職業を記載したメモ書きまであったという。誤掲載の原因は、ウェブの作成者と承認者が同一人物だったことによる管理不足だとしている。

 信じがたい管理体制について、ITジャーナリストの三上洋氏は「公的な名簿であれば個人情報の記載がないはずで、感染者のデータの原本がそのまま掲載されたとみられる。原本をインターネットにつながるパソコンで管理したことが問題で、よほどチェックも甘かったのだろう」と指摘する。

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