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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「笑」》一人一人の意識と行動変容がカギ 笑える日常のありがたさ

 新型コロナウイルスの感染状況が全国的に落ち着きをみせる中、大阪は東京に先駆け、5月21日に緊急事態宣言の対象から外れた。これを受け大阪府は23日から、事業者への休業要請を大幅に解除。飲食店の営業時間の制限もなくなった。

 長らく続いていた自粛生活だけに、買い物や飲食などに繰り出そうと思う人が出てくるのは不思議ではない。23日の土曜日に大阪市の繁華街、ミナミを歩くと人出がだいぶ戻っていた。

 ただ、感染状況が収束したからといって、ワクチンや治療薬が開発されたわけではない。今後は事業者の感染防止対策はもちろんのこと、一人一人が政府が示した新しい生活様式に照らし、「3密」を避ける、マスクを着用する、人との間を取る…といった感染防止のための行動を取る必要がある。

 経済再開と感染防止の両立のバランスは難しく、大阪府の吉村洋文知事は「大阪モデル」という基準をつくり、自粛と緩和の状況を見極める意向だ。

 飲食店への時間制限がなくなった23日夜、近所の串カツ店を訪れた。店の入り口は開けっ放しで消毒液が置かれていたほか、注文はメモにして渡し、店主はマスクを着用していた。ただ、カウンター席でソーシャルディスタンス(社会的距離)を取るのは難しく、隣の人との距離は30センチほどだった。他の店では、消毒液が置かれてはいたが、利用していない人もいた。

 再び感染拡大の「第2波」が起きると、あっけなく元の状態に戻ってしまうことを考えれば、店側の対策はもちろん、一人一人の行動変容がなにより感染防止の鍵を握る。当たり前に笑い合える日常を取り戻すためにも、基本的な対策をしっかりと取っていきたい。(有)