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金正恩印のお菓子セット「コロナ感染の疑い」で大騒動 (1/3ページ)

 北朝鮮当局は今に至るまで、国内での新型コロナウイルス感染者の発生を公式には認めていない。しかし、今年に入ってから各地で原因不明の熱病患者が続出している。

 新たに伝わってきたのは、中国と国境を接する慈江道(チャガンド)渭原(ウィウォン)郡での事例だ。現地のデイリーNK内部情報筋によると、「お菓子セット」を子どもたちに配布する職務を担っていた30代後半の女性が、発熱と貧血の症状で倒れた。

 このお菓子セットは、4月15日の太陽節(金日成主席の生誕記念日)を記念して配られたものだ。北朝鮮では、太陽節と2月16日の光明星節(金正日総書記の生誕記念日)、そして1月8日の金正恩党委員長の生誕記念日に全国の子どもたちにお菓子セットを配る。北朝鮮お得意の「贈り物政治」、言い換えると「物で釣る」ためのものだが、決して評判が良いとは言えない。

 (参考記事:金正恩氏が配ったお菓子セット、不味すぎて政治事件に発展

デイリーNKジャパン

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