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【親も知らない今どき入試】「MARCH実合格者数」ランク 意外と少ない大学の学部併願受験 (1/2ページ)

 今週はMARCH(明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大)の実合格者数ランクを紹介したい。これは各学校に現役生についてアンケートを行い、回答があった1401校の集計だ。回答していない学校もある。また、推薦入試やAO入試の合格者も含まれている。

 私立大合格者数は、いつも1人でたくさん合格しているといわれる。そこで、延べ合格者数ではなく、実合格者数を調査してみた。1人で同じ大学の複数学部、方式に、いくつ合格していても1人とカウントしたものだ。大学別の実合格率(延べ合学者数÷実合格者数)を見てみよう。明治大は1・30、青山学院大は1・13、立教大は1・30、中央大は1・27、法政大は1・27だった。推薦入試やAO入試は1・0になるが、それを考慮しても低い。平均すると、1人でたくさん合格しているわけではないことが分かる。

 塾講師は「MARCHの一般入試の実志願者数を見ても、延べ志願者数の半分ぐらいですから、1人2つしか受けておらず、合格者数になると、さらに低くなるのでしょう」という。受験生はそれほど同じ大学を併願していない。

 代々木ゼミナール教育総合研究所の坂口幸世主幹研究員は「大学によりますが、受験料割引制度や一度受ければ複数学部の合否判定を受けられるなど、どんどん併願してくださいという入試方式の大学もあれば、そうでない大学もあります。東京の有名大学ですと、1校当たり2つぐらい受けるのが一般的で、同じ学部の2方式とか、2学部を受け、特定の大学にこだわる受験生は減っています」という。

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