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中国ブラック企業の北朝鮮労働者が支える世界の防護服供給 (1/2ページ)

 中国で新型コロナウイルスが猛威を振るっていたころ、日本の自治体や団体は中国に防護服やマスクを寄付した。中国での感染拡大が収まり、日本で感染が拡大するにつれ、その流れは逆転し、中国から日本への防護服やマスクの寄贈が相次いだ。

 そんな防護服は、いかにして作られているのだろうか。中国のデイリーNK情報筋が、その現場を探った。

 防護服の生産拠点のひとつに、遼寧省丹東にあるアパレル工場がある。コロナの影響で稼働できずにいたが、防護服の注文が殺到し、久々に活気を取り戻している。

 働いているのは北朝鮮から来た人々だ。1日の労働時間はなんと18時間に及ぶ。

 「1日に基本12時間労働で、夜勤まですると終業が午前2~3時になる。鼻血を流したり、つらそうにしたりする労働者が少なくない」(遼寧省の丹東で活動する北朝鮮の貿易関係者)

 そんな思いをして得られる月給は1700元(約2万5700円)から2000元(約3万300円)。労働時間、給与ともに中国の法律に反している。

 まず、中国の労働法では、労働時間は原則として1日8時間、週40時間を超えてはならないと定められている。もし残業させるなら、平日は1.5倍、休日は3倍の給料の割り増しが必要となる。

デイリーNKジャパン

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