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【いざ!幸福維新】日本は“両天秤外交”と決別すべきだ! 中国マネーへの警戒強化&対中包囲網構築を (2/2ページ)

 こうしたなか、日本はどうすべきか。2つの手段があると考えます。

 1つ目は「中国マネー」への警戒強化です。

 米国がファーウェイの切り離しに動くなか、中国が、技術力のある日本企業に目を向けてくるのは間違いありません。

 欧米ではコロナショックで株価の下がった自国の企業を中国による買収から守ろうと、防衛策を強化しています。日本も法律上の規制と企業への資金支援の両面から、中国による買収防止策を強化すべきだと考えます。

 2つ目は「対中包囲網の構築」です。中国の有力シンクタンク「中国現代国際関係研究所(CICIR)」の報告書は、「世界的に高まる反中感情が天安門事件(1989年)以来の水準に悪化する恐れがある。中国政府は米国との武力衝突のシナリオも想定すべきだ」と指摘しました。

 そこで、中国当局が日本の取り込みにかかると思われます。天安門事件後、国際的非難を浴びた中国の国際社会復帰の道を開いたのは、ほかならぬ日本の対中外交だったのですが、そんな歴史の汚点を二度と作ってはなりません。

 日本は、中国では経済的利益を得て、米国には安全保障をお願いする「両天秤(てんびん)外交」とは決別し、自由や民主主義といった共通の価値を重んじる国々の「中国包囲網」のなかで、アジアのリーダーとしての役割を果たすべきだと思います。 (幸福実現党党首・釈量子)

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