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【くどうまおり 幸せおじさん製造所】社会人になると下心のある誘いに「嫌なこと」を伝えられなくなり… 「イヤよ、イヤよ」は、本当に「イヤ」なんです (1/2ページ)

 「もう時間も遅いし、どこかに一緒に泊まろうよ。変なことしないから!」「ちょっと家行ってもいい?」「キスしたいな~」…。年ごろの女性が、男性からの下心のある誘いを受けることは珍しくありません。成人になってお酒を嗜むようになってからそうした誘いで、何度か痛い目に遭いました。アラサーになると、友達の体験談もいろいろ聞き、「あぁ、この男性の『何もしない』はウソだろうな…」と理解して優しくお断りすることにも慣れてきました。

 学生なら「お断り」が生活に影響するような上下関係は少ないので、「無理です」とはっきり言いやすかったですが、社会人になると、相手が「上司」「取引先」「先輩」だったり。もし嫌われたら今後の生活に支障が出るかも、という目上の方々が増えていきます。いつの間にか「嫌なこと」をはっきり伝えられなくなってきたように感じます。

 「いやなものは嫌と言ってくれ!」って思う方も多いかもしれませんが、どうしても「相手を傷つけたくない」「機嫌を損ねちゃならない」という考えが上回ってしまって、わかりづらい言葉を選んでしまうこともあるのです。女性にそこまで気を遣わせる無言の圧力こそがセクシャル・ハラスメントを生む素地だと思います。

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