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北朝鮮“軍事暴走”で高まる緊張感…金与正氏が先頭に立つ理由とは (1/2ページ)

 朝鮮半島の緊張状態が高まっている。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が、韓国の脱北者団体による批判ビラ散布への報復措置として、北朝鮮・開城(ケソン)の南北共同連絡事務所を「跡形もなく」すると表明したのだ。米朝交渉が停滞するなか、北朝鮮が軍事暴発する可能性が出てきた。

 「北、米大統領選直前の10月に奇襲挑発の可能性…脱北者暗殺も」

 韓国・中央日報(日本語版)は15日朝、このようなタイトルの記事を報じた。米保守系シンクタンク研究員の分析を伝えたものだが、異常な南北関係が理解できる。

 与正氏は13日の談話で、脱北団体によるビラ散布を受け、南北共同連絡事務所の撤去や破壊を示唆し、「次回の対敵(敵対)行動の行使権を軍総参謀部に与えることにする」「わが軍隊が人民の怒りを多少なりとも鎮められる何かを決心して断行するだろうと信じる」と怒りをあらわにした。朝鮮中央通信が伝えた。

 これに対し、韓国大統領府は14日未明、国家安全保障会議(NSC)の常任委員会を開催した。

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