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【くどうまおり 幸せおじさん製造所】性別や個性をフラットに考えられるかどうか…これからの「いい社会」は韓国ドラマ『梨泰院クラス』に学べ (1/2ページ)

 外出自粛が続く中、動画配信による韓国ドラマが日本でもかなりの人気ですね。映画館やレンタルビデオ店に行くことができなかった期間、私の周囲では、「Netflixで何を観ている?」という言葉がよく交わされました。『愛の不時着』にハマって見終わった私のイチオシは『梨泰院(イテウォン)クラス』です。

 飲食業界トップ企業の社長と息子によって父親を亡くしたパク・セロイが、復讐を決意し、激戦区・梨泰院で飲食店を開業し、業界のトップに上り詰めようと奮闘するサクセスストーリーなのです。

 主人公パク・セロイの真っすぐさが、とにかく素晴らしいのですが、私は特にジェンダーの捉え方が魅力的に思えました。男女関係なく優秀な人材には役職をつけて活躍させる、トランスジェンダーの従業員や反社会性パーソナリティー障害をもつ従業員に対して偏見など一切なく、個を尊重し長所を活かしながらの組織づくり…などなど。

 一見、「いまどき当たり前だろ」と思いがちなのですが、これって社会に出ると全然当たり前じゃないんですよね。

 日本では管理職の女性の割合はまだまだ少ない。それに、厚労省が5月に発表したLGBTに関する調査では、LGB(同性愛や両性愛者)の約4割、トランスジェンダーの約5割が職場で困りごとを抱えていることがわかっています。

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