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“爆破女”金与正氏、軍の派遣も表明…次の「狂気の一手」は? 識者「さらなる軍事挑発も考えられる。正恩氏と地位が同列か」 (1/2ページ)

 北朝鮮は16日、韓国の脱北者が金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を非難するビラを散布した報復として、南西部・開城(ケソン)にある南北共同連絡事務所を爆破した。韓国に罵詈(ばり)雑言を浴びせてきたが、予告通りに実力行使に踏み切った。冷徹な存在感を見せる正恩氏の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が、次に見せる「狂気の一手」とは。

 北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は17日朝、報道官談話を発表し、韓国との経済協力事業が行われていた南東部の金剛山(クムガンサン)観光地区と、開城工業団地に部隊を展開すると表明した。朝鮮中央通信が伝えた。

 朝鮮中央通信は同日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が15日に特使派遣を提案する通知文を送ったが、与正氏が拒否したとも伝えた。連絡事務所の爆破翌日、さらに強硬姿勢をあらわにした。

 爆破された連絡事務所は、2018年の南北首脳会談の合意で開所された「融和の象徴」だった。19年の米朝首脳会談決裂後、北朝鮮は韓国との対話を拒んできたが、南北関係の緊張は高まりそうだ。

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