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「青二才の出しゃばり」北朝鮮国内で金与正氏に批判 (1/3ページ)

 北朝鮮は16日午後、2018年に行われた南北首脳会談後に建てられた南北交流の象徴とも言うべき、南北共同連絡事務所を爆破した。

 それに前後して、北朝鮮各地では脱北者を糾弾する大会や学習会などが開かれているが、同時に国営メディアも、大々的な反脱北者、反韓国キャンペーンを繰り広げられている。

 (参考記事:北朝鮮国民は「脱北者非難」に同調せず…国内引き締めが逆効果

 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は18日、「裏切り者どもには無慈悲な懲罰のみが下されるだろう」というタイトルで、16日に行われた開城(ケソン)工業団地内の南北連絡事務所の爆破について北朝鮮国内の「各界の反応」を伝えている。

 電力工業省の局長、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の軍官(将校)、社会科学院の社会政治学研究所の所長、朝鮮職業総同盟中央委員会委員長など、「各界」というには限られた業界の錚々たる顔ぶれが、韓国と脱北者を口汚く罵っているが、ここでは平壌建築大学の学生、リ・ヒョクソン氏の意見を一部抜粋して紹介する。

 北南協同連絡事務所の爆破は、南朝鮮の人間のクズどもと、やつらを庇護する者どもの特大型挑発妄動を一切許さないというわれわれの断固たる懲罰意思の示しで、挑発者どもに下す恐ろしい鉄槌だ。

 使いみちのない見にくい姿が消え、3年間溜まったつかえがスッキリ解消したようだ。

 しかし、これは始まりに過ぎない。

 われわれの命と同じ最高尊厳を冒涜し、汚いゴミクズを撒き散らし、神聖なるわれわれの地を汚した汚らしい犬どもを絶対にそのままにしておくわけにはいかない。

 (中略)

 山を丸ごとひっくり返し、海を全部埋めたとしても、湧き上がる復讐心を抑えられないのが、今のわれわれ青年の心情だ。

 わが人民の湧き上がる怒りをよく知る朝鮮人民軍総参謀部は、既に各前線において、当該地域を人民に開放する立場を示した。

 一旦前線地域が開放されれば、われわれ青年大学生たちは、人より先に走り寄り、醜悪な人間のクズどもの生息地である南朝鮮の地にスッキリとビラの雷を浴びせかける万端の体制を整えている。

デイリーNKジャパン

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