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“爆破女”の裏で正恩氏“沈黙”の重大異変! 「与正談話」援護射撃で妹の実績アピールか 7・7金日成氏命日の行事に注目 (1/3ページ)

 脱北者団体による体制批判ビラ散布をきっかけに北朝鮮が韓国への攻勢をエスカレートさせている。気になるのが韓国への罵倒の限りを尽くす金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長の存在が前面に出る一方で、兄の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働委員長が沈黙を守っていることだ。正恩氏はどこにいて、何をもくろんでいるのか。

 17日の聯合ニュース(日本語電子版)は、正恩氏の国内視察用専用機が首都の平壌(ピョンヤン)近郊から、東部の咸鏡南道(ハムギョンナムド)方面に飛行したと報じた。同機には正恩氏が乗っていた可能性が高いという。

 正恩氏が、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)3基を搭載できる新型潜水艦を建造中の造船所がある新浦(シンポ)に向かったとの見方も出ている。

 与正氏は今月4日に、脱北者を「ゴミ」と呼び、南北軍事合意の破棄などを警告する談話を発表した。13日の談話では開城(ケソン)の南北共同連絡事務所の破壊や軍事的措置に言及、「わが軍隊が人民の怒りを多少なりとも鎮められる何かを決心して断行するだろうと信じる」として、予告通りに16日、爆破を実行した。

 そして17日の談話では韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領を「名ばかり大統領」「主人(米国)の顔色ばかりうかがっている」とののしるなど、こわもてぶりを定着させた。正恩氏とともに金日成(キム・イルソン)主席の直系「白頭の血統」である事実上のナンバー2としての位置付けが定着しつつある。

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