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【政界マル秘紳士録】石破茂・元自民党幹事長 最大の強み!世論調査なら「次期首相」 安倍長期政権への「逆張り戦略」は吉か凶か (1/2ページ)

 最近の世論調査によれば、「次の首相に誰がふさわしいか」の問いでは、自民党の石破茂元幹事長が1位である。これが石破氏の最大の強みである。国民の直接投票による「首相公選」なら、石破首相が実現するかもしれない。

 ただ、この段階での世論調査で、石破氏を支持しているのは自民党支持層ではない。むしろ、「反自民・反安倍的」傾向の人からの期待論の方が強い。これでは野党に担がれることはあっても、自民党総裁になることはできない。

 国会が閉幕し、安倍晋三首相の総裁「4選なし」論が勢いを増している。つまり、少なくとも来年9月までには総裁選が行われるということだ。その総裁選には誰が立候補し、各派はどのように行動するか。

 当然、石破氏は立候補するのだろう。もしそうなれば4回目の出馬である。三木武夫氏は3回、小泉純一郎氏は4回、麻生太郎氏も4回挑戦して首相になった。それだけに、石破氏も今回、心中深く期するところがあるのではないか。

 石破氏がまずクリアしなければならないのは、自ら率いる派閥が19人で、総裁選立候補に必要な推薦人20人に満たないことである。つまり、立候補するためには他派との合従連携が不可欠なのである。

 しかし、現時点で石破氏を積極的に担ごうという派閥は見当たらない。二階俊博幹事長を自派パーティーの講師に招いて連携を模索するが、功を奏するかどうかは不透明だ。

 頼みの綱とする地方票、党員票も2012年9月の総裁選のときのような支持を得られるかどうか。幹事長や大臣から離れ、ひところに比べるとメディアへの露出度は格段に落ちた。メディアに出ようとすると、「反安倍的」言動がクローズアップされ、それは石破氏の離党経歴と重なり、伝統的な自民党支持者を遠ざけることにも作用する。

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