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金正恩「秘密の家系図」が北朝鮮国内で拡散、当局緊張 (1/2ページ)

 北朝鮮北部、両江道(リャンガンド)の恵山(ヘサン)の市民の間では最近、「白頭の血統家系図」なるものが拡散している。

 「白頭の血統」とは金正恩党委員長につながる金氏一族のことを指すが、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の現地の情報筋は、その家系図の内容を次のように説明した。

 「金日成主席と金正日総書記には複数の夫人がいて、金正恩氏は金正日氏の正妻ではなく妾との間で生まれた3番目の息子で、事実上『白頭の血統』とは程遠い」

 この「妾」とは、大阪出身で1962年に北朝鮮に帰国した在日朝鮮人の高ヨンヒ氏のことで、1970年から金正日氏と同棲生活を始め、金正哲(キム・ジョンチョル)、金正恩、金与正(キム・ヨジョン)の3人の子の母となった。

 (参考記事:金正恩と大阪を結ぶ奇しき血脈(1)すべては帰国運動からはじまった

 彼女以外にも金正日氏は、わかっているだけでも生涯に5人の女性と関係を結んでいる。その中には、クアラルンプール国際空港で暗殺された金正男(キム・ジョンナム)氏の母の成恵琳(ソン・ヘリム)氏や、唯一の正妻で3番目の妻と言われている金英淑(キム・ヨンスク)氏も含まれている。

 (参考記事:金正恩体制を育てた北朝鮮「女人天下」の知られざる深奥(1)

デイリーNKジャパン

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