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コロナ対策「換気」の大敵…網戸もかいくぐる“小さな吸血鬼”「スケベ虫」による被害続出 識者「換気前に防虫剤散布を」 (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの感染防止策として有効といわれるのが部屋の換気だが、思わぬ大敵が現れた。鳥取県や鹿児島県で網戸もかいくぐる小型の虫による被害が相次いでいる。「スケベ虫」とも呼ばれるこの害虫は今後、全国的にも発生する可能性があるという。被害に遭わないための対処法を専門家に聞いた。

 被害が相次いでいるのは、ハエ目・ヌカカ科に属する昆虫「ヌカカ」で、蚊のように人や家畜の血を吸う。「干拓虫」や「スケベ虫」とも呼ばれており、体長はわずか1~2ミリで、網戸も簡単に通り抜け、衣服の中に潜り込むこともある。刺されれば強いかゆみがあり、1カ月かゆみが続くこともある。

 鳥取県の米子市や鹿児島県奄美大島、沖縄県久米島などで被害が報告されており、鳥取大と米子市のアンケートでは、「近年、被害を受けたことがあるか」という問いに全体の62%が「被害あり」と回答している。

 同市環境政策課は「昨年や一昨年は被害報告が少ないが、今年は多く報告されている。発生量と被害は比例するので注意が必要だ。かゆくて我慢できないのでかきむしってしまうという報告があるほか、被害は子供や女性に多い」と説明する。

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