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中国「三峡ダム」決壊危機! 記録的豪雨で被災者1200万人 一時的に警戒水位突破も (1/2ページ)

 中国南西部などで記録的な豪雨が続き、被災者は1200万人を超えている。長江流域の湖北省にある世界最大級の水力発電ダム「三峡ダム」の水位が一時、警戒水位を上回る事態となった。

 中国の通信社「中国新聞社」などによると、28日までに広東省、湖南省、江西省、重慶市など13省(自治区・直轄市)に及んで、1216万人が被災した。直接的な経済損失は257億元(約3890億円)だという。

 長江上流の重慶市では22日、河川が氾濫して土砂が住居や店舗に入り込むなどし、約72万9000人が避難。四川省カンゼ・チベット族自治州では13カ所で土石流が発生し、発電所が崩壊した。

 一部メディアが「約80年ぶりの洪水」と報じるなか、警戒されているのが三峡ダムだ。

 三峡ダムは1993年1月に着工、2009年に竣工(しゅんこう)した。堤高185メートルで、貯水池容量は393億立方メートル、年間流出量は4510億立方メートルと、日本全土の河川流出量に相当する。

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