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【側近が語る小池都政2期目】2期目も続く「都議会自民党」との闘い 幹部職員が漏らした言葉「私のようなものは…」 (1/2ページ)

 4年前、自民党の方針に反して立候補し、女性初の都知事となった小池氏に浴びせられた洗礼は想像以上だった。都議会議長(自民党)にあいさつに出向いた際には、写真撮影を拒否された。

 与党第1会派として、都議会自民党が長年、都庁内に張りめぐらしたネットワークはすさまじかった。議会の重鎮が、知事より先に重要課題の報告を受けてきたとも言われるほどだ。

 これに対し、小池氏は闘う姿勢を鮮明にした。都議会への忖度(そんたく)で続いた、歪な「政党復活予算」200億円を廃止した。都議会自民党などによる団体要望のヒアリングも、知事が自ら機会を設け、予算編成を「見える化」した。

 都議会自民党の抵抗は激しさを増した。都議会の代表質問は一切通告せず、小池氏を本会議場で立ち往生させた。これが、「都民ファーストの会」の誕生を小池氏に決断させることになる。

 今回の都知事選で、自民党は小池氏の「実質支援」に回ったとされるが、あくまで自民党本部の話だ。都議会自民党は「別の生き物」だった。自民党都連の高島直樹幹事長(都議)は「小池氏の実績はゼロだ」と言ってはばからず、対抗馬擁立を模索し続けた。

 小池都政は4年で、東京五輪・パラリンピックの施設の見直しだけでも400億円以上の経費縮減を達成した。だが、自民党側に「無駄に時間をかけた」「ひっかき回した」とネガティブキャンペーンを張られた。

 最も厳しい追及を受けたのが、築地市場の豊洲への移転問題だった。自民党は2年間の豊洲の開場延期にも、築地の再開発にも反発した。

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