記事詳細

【「予測不能」の時代】岸田、茂木、河野、菅、石破…“ポスト安倍”はトランプ氏や習氏と渡り合えるのか? 「安倍外交」を引き継げる人物は… (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領と、中国の習近平国家主席という「厄介な独裁者」が暴れる世界にあって、安倍晋三首相の存在は世界外交でかけがえのないものである。世界の優れた指導者は10年くらい政権にあることは珍しくないから、安倍首相の「自民党総裁4選」がダメな理由はない。

 辞めるとしても、米大統領選で、トランプ氏と、ジョー・バイデン前副大統領のいずれが勝っても、新体制が動き出すまでは、安倍首相を支えないとすれば、日本国民は世界に対して無責任だ。

 衆院解散・総選挙を今秋行ったとしても、来年の初夏あたりまでは安倍首相の交代は避けたいし、交代するとしても「安倍外交」を引き継げる人物であるべきだ。

 となると、最適任者は5年間も外相を務めた岸田文雄・自民党政調会長となる。岸田氏が好ましいもう1つの理由は、憲法改正を発議する場合、保守色が強くなくリベラルな色合いがある岸田氏が首相である方が公明党なども乗りやすい。

 しかし、岸田氏の人気はいっこうに上がらず、自民党総裁選の党員投票で勝つ見込みがない。ここは岸田氏は奮起して、スタイルも政策も見直してほしい。

 外交なら、茂木敏充外相でも大丈夫だ。経済政策にも強い。ただ、党内基盤がまだ弱いし、国民的人気はこれからの課題だ。河野太郎防衛相は、相手をすこしやり込めすぎでないか。小泉進次郎環境相は、次の次の次の候補で十分だ。西村康稔経済再生相や小野寺五典元防衛相も、外交能力では合格だ。

関連ニュース