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金正恩「あらゆる虐待の温床」で起きている見逃せない変化 (1/2ページ)

 北朝鮮の金氏一家3代(金日成・金正日・金正恩)の世襲体制と思想に反する住民を閉じ込め、監視するために重要な役割を担っているのが、「管理所」と呼ばれる政治犯収容所だ。そこでは、あらゆる形態の虐待と人権侵害が横行しているとされる。

 その実態は厚いベールに包まれているが、近年になって収監者数が大幅に増えたとの情報が出ている。

 (参考記事:若い女性を「ニオイ拷問」で死なせる北朝鮮刑務所の実態

 韓国デイリーNKの複数の内部情報筋によると、2012年にスタートを切った金正恩体制の初期においては、秘密警察である国家安全保衛部(現国家保衛省)が運営する管理所には、約13万人が収監されていた。それが2020年3月現在では、約16万人にまで増えたとのことだ。

 具体的に見てみると◇平安南道(ピョンアンナムド)の价川(ケチョン)にある「14号管理所」には4万3千人◇咸鏡南道(ハムギョンナムド)耀徳(ヨドク)の「15号管理所」に5万5千人◇咸鏡北道(ハムギョンブクト)化成(ファソン)の「16号管理所」に2万4千人◇咸鏡北道の清津(チョンジン)にある「25号管理所」に4万人がそれぞれ収監されているという。

デイリーNKジャパン

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