記事詳細

【菊池雅之 最新国防ファイル】空自の歴史や活動紹介 「エアパーク」で政府専用機の貴賓室を体感 (1/2ページ)

 航空自衛隊浜松基地(浜松市)と隣接する場所に、空自浜松広報館「エアパーク」はある。空自の歴史や活動を紹介する場所として1999年4月に開館した。

 連日、飛行機愛好家や、多くの家族連れが訪れる。これまで空自が配備してきた、ほとんどの航空機が展示されており、来場者を魅了する。フェンス越しに見える滑走路からは、浜松基地に所属する現役のT-4練習機などがひっきりなしに飛び立っていく。1日中楽しめると、県外からも多くの方々がやってくる人気スポットだ。

 そんな「エアパーク」も新型コロナウイルスのため、しばらく休館を余儀なくされた。感染予防対策がしっかり構築できたことを受け、事前予約制だが、7月1日から再開の運びとなった。

 これに合わせ、新たな展示物を増設した。それが政府専用機の内部だ。天皇皇后両陛下をはじめ、首相など政府要人の輸送を行ってきた。

 初代政府専用機となったのが、「ジャンボジェット」の愛称で親しまれたボーイング747-400だ。日の丸をイメージして、白い機体に赤い線が引かれたシンプルなカラーリングが特徴的だった。1991年、総理府の予算で予備機も含め2機を購入した。92年より防衛庁(当時)に引き渡され、運航を任されている。

 老朽化により、2019年4月、2機とも引退した。約30年をかけ、100カ国269カ所に寄港し、総飛行距離は、地球365周分に相当する約1460万キロにもなる。

関連ニュース