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自民党・元重鎮職員が語る「気配り力」があった政治家たち (1/3ページ)

 「次の総理」レースは、菅義偉・官房長官が優勢な状況となった。菅氏は無派閥で大きな党内支持基盤を持ってはいないものの、自民党内だけでなく公明党や創価学会、財界や官界にも幅広い人脈を持つことで知られる。彼を「気配りの人」と評する声もある。

 歴史を振り返れば、「気配り・目配り・カネ配り」で総理になったと言われる竹下登・元首相もいたように、自民党内では「気配りの人」と呼ばれた大物政治家は少なくない。7月に退職するまで自民党の党職員として、中曽根康弘氏や橋本龍太郎氏などから安倍氏まで歴代16人の首相のもとで勤務してきた田村重信氏は、政治家の「気配り力」に注目している。その田村氏が語る。

 「もちろん、気配りだけで出世できるほど政界は甘くはない。しかし、常に気を配ったり、周りの人を笑顔にするといったことができない人間は出世しません。例えば、外務大臣を4年間、農林大臣や官房長官も務めた安倍総理の父・晋太郎さんは、外遊先で口に合わない弁当を出されても『美味い、美味い』と笑顔で食べていたものです。弁当を手配してくれた人に対する気配りです。『なんだ、この冷めた弁当は!』などと怒鳴るような人は、政界を去ることになります」

NEWSポストセブン

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