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「金正恩は叔父を斬首して晒した」衝撃のトランプ発言の真偽は (1/2ページ)

 AFP通信は11日、「ウォーターゲート事件」の特ダネ記者、ボブ・ウッドワード氏の新刊『RAGE(怒り)』の内容を入手して報じた記事で、トランプ米大統領が「(北朝鮮の金正恩党委員長は)私にすべてを話した」として、張成沢(チャン・ソンテク)元朝鮮労働党行政部長の処刑に言及したと伝えた。

 張成沢氏は金正恩氏の叔父だが、2013年12月に国家転覆陰謀罪により処刑された。

 同書は、ウッドワード氏がトランプ氏と18回会ってインタビューした内容を基に書かれているという。それによると、トランプ氏は金正恩氏が張成沢氏をどのように処刑したかについて、次のように述べている。

 「彼がおじを殺した後、遺体を北朝鮮の幹部が利用する建物の階段に置いた。切られた頭は胸の上に置いた」

 衝撃的だが、にわかには信じがたい内容である。確かに、金正恩氏は残忍で横暴な独裁者であり、ひどいやり方で数多くの人々を処刑してきた。

 (参考記事:女性芸能人たちを「失禁」させた金正恩の残酷ショー

 しかし、金正恩氏がこのような話をトランプ氏に明かす動機が理解できない。トランプ氏と親密な関係を築くことが金正恩氏にとっていくら重要であっても、こんな話をすれば相手が「引く」と考えるのが普通だ。また、仮にトランプ氏がこのような打ち明け話をこの無駄としても、次の大統領やその次の大統領がこれを知ったとき、それが自分にとってプラスに作用する保証はないということを、金正恩氏が理解できないはずはない。

デイリーNKジャパン

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