記事詳細

【いざ!幸福維新】菅首相の外交手腕を世界が注目! 日本は同盟国と「対中包囲網」の主導を (1/2ページ)

 菅義偉新首相が誕生しました。その外交手腕を世界が注目しています。

 ただ、私はその対中姿勢については疑問を覚えます。

 自民党総裁選の討論会で、石破茂元幹事長が「アジア版NATO」構想を語ったとき、菅氏は「米中が対立するなかで『反中包囲網』になるのでは?」と発言したのです。中国共産党系の「環球時報」などはすぐに反応し、「菅氏の政策は安定的だ」「日本は米国と同盟国だが、中国が最大の貿易相手国だ」などと日米同盟にくさびを打ち込み、牽制してきました。

 共産党独裁国家・中国は、米国が主導する、サプライチェーン(商品などの供給網)から「脱中国」を図る動きにインド、オーストラリアが同調し、さらに菅氏が率いる日本も参加し、4カ国が反中国で連携するのを嫌がっているのです。

 「環球時報」は安倍晋三前首相の実弟で、菅内閣に初入閣した岸信夫防衛相も警戒しています。

 岸氏は「親台湾」です。「1つの中国」を主張する中国からすれば、岸氏が台湾を今後、訪問するなどして、日本が台湾との関係を強化する方向にかじを切るのを懸念しているのです。

 一方の米国は、「対中包囲網」を弱めることはありません。今月7日に、ドナルド・トランプ米大統領は45分間の記者会見で、45回も中国について言及するほど、対中国で強く出ています。

 これに先立ち、8月31日にはスティーブン・ビーガン国務副長官が「インド太平洋地域にはNATOやEUのような多国間枠組みがない。日・米・印・豪で共闘し、構築するのが重要だ」と提唱しました。米国務省内には、この4カ国に韓国、ベトナム、ニュージーランドを参加させる意向もあるようです。

関連ニュース