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【室谷克実 新・悪韓論】文政権の“対北屈従”を世界に示した北による「韓国公務員銃殺・焼却事件」 主要ポストは左翼系が占め…「韓国の赤化」誰も止められず (2/3ページ)

 安保室長は同日午後2時にも記者会見して、北朝鮮から“謝罪通知文”が届いたとして、その内容を公表した。韓国のマスコミは、この大ニュースの処理に追われ、4時からの会見カバーは手薄だったのかもしれない。

 保守系紙も、北朝鮮とは対話のルートが途切れていると言っていたのに、こんなルートがあるのなら、なぜ漂着公務員を救えと要請しなかったのか-といった点を重視し、文親書の中身に触れていない(=通信社のニューシスが9月26日付で内容を報じている)。

 北朝鮮による公務員“処刑”を通信傍受によりリアルタイムで知りながら、政権・軍部は何の手も打たなかった。そればかりか、文氏は「南北終戦協定」を国連総会で打ち上げた。少なくとも保守派の国民は激憤している。

 そうしたときに、「南北の最高首脳同士は、この通り、気持ちが通じ合っているのです」と親書内容を公表する。それが、政権に対する世論状況の改善につながると判断するとは、もう大統領も側近も平衡感覚を喪失している。

 大統領の側近たちは、迅速な“謝罪通知文”を評価して、正恩氏を「度量が大きい」「啓蒙(けいもう)君主のようだ」などと褒め称えた。1人の国民が銃殺されたというのに、「生命尊重に対する強い意志」など、微塵もない。

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