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新型コロナ感染のトランプ大統領が突如外出 医師団「体調は良好」 5日にも退院の可能性

 新型コロナウイルスに感染したドナルド・トランプ米大統領は4日夕(日本時間5日朝)、入院先の首都ワシントン近郊のウォルター・リード軍医療センターを突如、車で出て、集まった支持者らの前に現れて車内から手を振った。一時は深刻な事態も心配されたが、医師団によると「体調は良好」として、5日にも退院する可能性があるという。

 「新型コロナウイルスについて多くを学んだ。これは本物の学校だ。よく分かった。皆さんにも伝えたい」

 トランプ氏は4日、動画をツイッターに投稿し、ノーネクタイに直立した姿でメッセージをこう伝え、健在ぶりをアピールした。

 その後、車で病院を出て、全米から集まった支持者に車内から手を振る姿も見せた。マスクは着用していた。車は間もなく病院に戻った。

 医師団は4日、トランプ氏の容体について、「とても元気だ」と強調し、良好な状態が続けば5日にも退院してホワイトハウスに戻れると期待していると述べた。

 ただ、マーク・メドウズ大統領主席補佐官は前日、「過去24時間にわたり、とても懸念される状態だった」「まだ完全回復に向けて明確な軌道には乗っていない」と発言していた。

 トランプ氏は2日の入院前、高熱と血液中の酸素飽和度の低下が見られ、2リットルの酸素吸入が行われた。2日から抗ウイルス薬レムデシビルを投与し始め、ステロイド系抗炎症薬デキサメタゾンの投与も開始し、当面継続する見通し。現在は熱もなく、心臓や腎臓、肝臓の機能は正常という。

 74歳と高齢で、体重が110キロを超えることから、容体を懸念する声が挙がっていた。

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