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【山口那津男 本音でズバッと】菅内閣「改革姿勢」高評価もまずはコロナ対策、経済回復を 日本学術会議の会員選任分かりやすい説明を トランプ氏の一日も早い回復を願う (1/2ページ)

 菅義偉内閣が発足して3週間近くになる。ここまで、菅首相は自民党総裁選を経て、自公党首会談で「連立政権合意」を結び、臨時国会で内閣総理大臣に指名されるや直ちに組閣を終えてスタートダッシュ。精力的に日程をこなしている。

 世論調査を見る限り、新内閣は60~70%台の高支持率を得て出足は良い。これは、「行政の縦割り」「既得権益」「悪しき前例主義」を打破して、「国民のために働く内閣」をつくるとの改革姿勢が評価されているものと思われる。

 これに気をよくして、「支持率の高いうちに早期の衆院解散を」との声が自民党内から上がった。しかし、菅首相は「新型コロナと経済対策を優先する」との方針のようだ。世論も経済界も、まずはコロナ対策、並んで経済回復を望んでおり、真摯(しんし)に声を受け止めて対応すべきであろう。

 2日に自公党首会談をしたときも、菅首相は同様の方針を示し、任期満了まで1年余りのどこかで総選挙があると語り、時期は明言しなかった。また、与党と連携して政策を実行し、しっかり成果を出していきたいとの意気込みを述べていた。

 今月26日にも臨時国会が召集される。それに先だって7日、8日に衆参の内閣委員会で閉会中審査も実施される。コロナ対策を中心に前哨戦の始まりだ。日本学術会議の会員選任をめぐっても政府にわかりやすい説明が求められよう。

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