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“中国包囲網”に習政権は狂乱反発!? 尖閣「最長」異常侵入、台湾にも圧力…「戦狼・恫喝外交」展開 石平氏「合理的に理解するのも無理」 (2/3ページ)

 中国は、台湾にも圧力をかけてきた。

 中国国営中央テレビは11日、国家安全当局が、香港の民主化運動を支援した台湾人を「スパイ」とみなし、数百件もの事件を集中的に摘発したと宣伝する番組を放送した。

 番組によると、香港に隣接する広東省深●(=土へんに川)市の当局が昨年8月、台湾人男性を拘束した。「香港のデモ隊を威嚇するために集結した中国の武装警察を盗撮し、香港のデモを扇動した」という国家安全危害容疑で、台湾人男性は「申し訳なかったと思う」と番組で公開謝罪した。

 中国はオーストラリアも狙った。

 中国外務省の趙立堅副報道局長は12日の記者会見で、中国出身のオーストラリア人作家、楊恒均(別名・楊軍)氏を、北京市人民検察院が7日、スパイ活動の罪で起訴したと発表した。

 一連の好戦的な外交姿勢は「中国包囲網」への反発とみられる。「自由・民主」「人権」「法の支配」という基本的価値観を共有する自由主義陣営は、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)を引き起こしながら、軍事的覇権拡大を進める中国への対抗姿勢を強めている。

 日本と米国、オーストラリア、インドは6日、東京で「4カ国外相会談」を開催した。4カ国は、「自由で開かれたインド太平洋」戦略で一致し、「QUAD=クアッド(日米豪印戦略対話)」を推進している。

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