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裏社会ジャーニー(18)~懲役太郎~ 「現役じゃないから語れる」ヤクザの世界 (1/2ページ)

 【丸山ゴンザレスの地球の果ての歩き方】

 これまでに世界中の危険地帯を旅してきたが、現在のところコロナ禍の影響で国外に行くことができない。そこで現在のところ唯一リアルタイムで取材できているYou Tube「丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」という番組を軸に様々なテーマを紹介していきたい。

 今回は懲役太郎さんをゲストに迎えて王道のヤクザネタを扱った。

 懲役太郎さんはバーチャル刑務所に収監中という設定で活動しているバーチャルYouTuberである。

 裏社会を扱ったチャンネルとしては2018年からスタートしていることもあって先輩的な立場でもある。

 中の人こと実物の懲役さんは元ヤクザである。そして私はジャーナリストである。つまり、どちらも「現役のヤクザ」ではない。そうしたポジションに対して、You Tubeのコメントなどで、「現役じゃないやつが語るな」とか「本職(ヤクザ)でもないやつが語るな」というものが届く。

 そうしたことに対して彼が言っていたことで印象的だったのは、「ゾンビじゃないとゾンビのことを語れないのか。現役じゃないから語れる」だった。納得できる絶妙なたとえである。

 こうした切れ味の良い言葉が懲役さんならではの武器である。そして、彼の言い方が私たちにとっても助けになっているのだ。実際、これまでの取材で元ヤクザも現役も含めて際立って弁が立つ人だと思った(あくまで私が出会った範囲ではあるが)。

 今回のYou Tubeでは、そんな懲役さんが6月に出版した『塀の中の元極道YouTuberが明かす ヤクザの裏知識』(宝島社)のなかからいくつかトピックを拾って話すことになった。

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