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【有本香の以読制毒】トランプ氏勝利で予想を外したら…“米国専門家”は「看板」降ろせ! 日本に跋扈するデュープスの害悪 (1/3ページ)

 「ラジカル(急進的、過激な)左派や社会主義者は、われわれの国にとって悪だ」

 ドナルド・トランプ米大統領は、自身の再戦を賭けた選挙戦の演説で、複数回こう言明した。冷戦終結から約30年がたった今の米国で、現役の大統領がこうもはっきりと「左翼の脅威」を言う日が来るとは、数年前には夢にも思わなかった。トランプ氏のこの言葉は、今年、米全土で吹き荒れた「ブラック・ライブズ・マター(BLM=黒人の命は大切だ)」運動に憑依した、左派の暴動の激しさの相対だとも言える。

 一方、わが国の菅義偉首相はというと、日本学術会議会員の任命見送りの理由すら口にできずにいる。勘のいい国民はすでに、今回の任命見送りが、日本学術会議を日本共産党の影響下から解放し、政治的に自由にするための策だったと気づいているが、日本の首相や官房長官はそれを言えない。だから世論調査ではまだ「説明が十分でない」という国民が多数を占める結果となってしまっている。

 「左の脅威」ということでいうなら、米国はほとんど心配いらない。

 若者の左派かぶれがひどいとか、ハリウッドはポリコレ(ポリティカル・コレクトネス=政治的公平性)が行き過ぎて…とか、「隠れトランプ」をカミングアウトするのは、LGBTをカミングアウトするより困難という話もあるが、米国という国はしばしば極端から極端へ振れる。

 何しろ、「酒の害が深刻だ」と言って禁酒法まで制定施行した国だ。その「振れやすい伝統」から言えば、トランプ氏どころか、真の極右が今後出てくるかもしれない。

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