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【どうなる?日米関係 米大統領選】日本に得なのはトランプ氏かバイデン氏か 中国や韓国などとの関係や「日米安保見直し」はどうなる (1/2ページ)

 世界で最も重要な政治イベントである米大統領選の投開票が、3日に迫った。直接選挙のように見えて、非常に複雑なシステムなので、得票数が多い方が勝つとはかぎらないし、結果がすぐに確定しないこともある。特に今回は、新型コロナウイルスの影響もあって、さらに複雑だ。

 その裏側を最近、『アメリカ大統領史100の真実と嘘』(扶桑社新書)という本に書いたので、見どころを解説したい。

 選挙の仕組みは、原則は「各州ごとの勝者が、その州の選挙人(=上下両院の議員数合計)を総取りする」だ。民主党のジョー・バイデン前副大統領は、大票田のカリフォルニア州とニューヨーク州で圧倒的に強いが、大差で勝っても死に票が増えるだけだ。

 現時点の予想では、共和党のドナルド・トランプ大統領が総得票数で48%くらい獲れば、勝利の可能性がある。

 いずれにせよ、オハイオ州、フロリダ州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州などの「スイング・ステート」(=共和党と民主党の支持率が拮抗して、どっちに転ぶか分からない州)が天王山で、トランプ氏はここに絞った選挙運動をしている。

 即日開票だが、時差が東部とハワイで6時間もあるので、ハワイで投票箱が空いている時間に勝利宣言が行われたりする。前回は、日本時間の翌日午前10時ごろから「トランプ氏優勢」が明らかになり、同日午後4時ごろには、ヒラリー・クリントン氏が敗北を認める電話をトランプ氏にして決着が付いた。

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