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爆破予告で逮捕の阪大院生、架空の宗教団体かたり犯行 「大阪大」「大阪公立大」の英語表記への不満も書き込み

 インターネットの掲示板に高知大と高知県立大を爆破すると書き込み、大学の業務を妨害したとして、警視庁捜査1課は威力業務妨害容疑で、大阪大大学院生の福山紘基容疑者(22)=奈良市あやめ池南=を逮捕した。調べに対し「爆破予告の書き込みはしていない」などと容疑を否認している。

 逮捕容疑は、7月31日、ネット上で両大学を名指しして、「主要建物を8月7日に爆破する」などと書き込み、授業を休校にさせたり、学期末試験を中止させたりするなど、業務を妨害したとしている。

 一連の書き込みには、大阪大が、新設される大阪公立大と英語表記が類似していると問題視したことに対し、大阪府の吉村洋文知事が高知の両大学も同様に表記が似ているとして取り合わなかったことなどへの不満も記されていた。

 捜査1課によると、福山容疑者は架空の宗教団体の教徒だと供述。東京都内では今年に入り、この団体などをかたった企業や政党などに対する爆破予告が約130件以上発生している。大学に対する爆破予告も全国で相次ぎ、9月には早稲田大がキャンパスの一時閉鎖に追い込まれた。関連を調べている。

 また、押収した福山容疑者のパソコンには、海外の複数のサーバーを経由させる匿名化ソフト「Tor(トーア)」が入っていたが、爆破予告の痕跡が残っていたという。

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