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バイデン氏が勝利宣言「分断でなく統合を」 米大統領選 (1/2ページ)

 【ワシントン=塩原永久】米大統領選で勝利を確実にした民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)は7日夜、地元の東部デラウェア州ウィルミントンで国民に向けた演説を行い、大統領選について「確信できる勝利だ。国民は7400万以上の票をもって当選させてくれた」と述べ、勝利宣言した。共和党のトランプ大統領が法廷闘争による抵抗の構えを見せる中、「選挙戦は終わった」とも強調した。

 バイデン氏は「分断ではなく統合を追い求める大統領になることを誓う」と語った。民主党の支持者でなく共和党の支持者も含めた国民を代表するとし、国内の政治的分断の解消に尽力する意向を強調。共和党に対しても「協力することは謎めいたことではない」と協力を呼びかけた。

 バイデン氏は選挙戦で民主、共和両党にまたがる有権者から支持を得たと指摘。白人だけでなくヒスパニック(中南米系)や黒人など多様な人種から得票したと感謝を示し、「米国史上、最も広範で多様性のある(支持者)連合を築くことができ、誇りに思う」と述べた。

 トランプ氏の支持者には「落胆していることだろう」と配慮を示し、「とげとげしい言葉づかいをやめ、気持ちを静めるときだ」と呼びかけた。民主党支持者も念頭に「相手を敵のように扱うのはやめねばならない。同じ米国人だ」とも訴えた。

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