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【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】小惑星が地球すれすれ通過 観測史上最接近、2068年に300メートル級衝突の可能性 (1/3ページ)

 いままで地球に落ちてきた小惑星や隕石(いんせき)は3万個を超える。

 大きければ地上に落ちて巨大なクレーターを作る。いちばん新しいクレーターは直径1キロ。79万年前、ラオス南部に落ちた小惑星が作った。吹き飛んだ破片や粉塵(ふんじん)で地球全体が覆われるほどの規模だった。

 この規模の小惑星の衝突は100万から500万年に1度の頻度だとされている。人間が生きている間ならば大騒ぎだ。

 しかし、もっと小さい隕石ならば頻度はずっと高い。2013年までの13年間に26個の10メートル級以上の隕石が落ちてきた。これら大きめの隕石が落ちてくる頻度は、これまで考えられていたよりもずっと高いことが分かってきている。

 2013年にロシア西南部に落ちた隕石は17メートルの大きさだったが、東京都の面積の7倍もの広い範囲で4000棟以上の建物が壊れ、1500人もが負傷した。

 もっと小さい隕石も落ちてくる。小さければ大気との摩擦で燃え尽きるので安心、とはかぎらない。小さくても割れて落ちた例は多い。この7月に千葉・習志野(ならしの)に落ちた隕石は人のこぶし大だったが、いくつかに割れて落ちたことが分かっている。もちろん、当たったら即死だ。

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