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【勝負師たちの系譜】永瀬二冠敗れ混戦のB1 本命でも昇級逃すことあるのが順位戦、最下位グループの羽生九段に時代の移り変わり感じる (1/2ページ)

 先週から今週にかけて、順位戦に動きがあったので追ってみたい。

 まず11月11日にB級2組の対局があり、藤井聡太二冠が北浜健介八段に勝って6連勝と星を伸ばし、昇級にまた一歩近づいた。

 ただし二番手だった中村修九段は佐々木勇気七段に敗れ、2敗となって5番手に後退。変わって横山泰明七段が5勝1敗で、2番手に上がってきた。

 横山は21歳で棋士になり、毎年好成績を挙げながら、12年C2から脱出できなかったという苦労人だが、C1となってからは順調に上がってきて、今年も昇級候補の一人である。

 後、1敗に中田宏樹八段、佐々木勇気七段と続いている。

 翌12日にはB1の対局があり、本命と思われた永瀬拓矢二冠が丸山忠久九段に敗れ、2敗に後退して混戦模様となってきた。

 本命の優勝候補が、まさかの年配者に敗れて昇級を逃すことがあるのが順位戦だ。丸山は年配ではないがすでに50歳となり、一度はB2に降級したこともあるが、名人2期の実力は伊達ではなく、永瀬にほぼ完勝で土をつけた。

 変わってトップは、6勝1敗と星を伸ばした山崎隆之八段で、3番手の郷田真隆九段までが2敗を維持し、当面3人の争いとなりそうだ。

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