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「ウィズコロナ」での成人式、不安解消へあの手この手 配信に分散開催…晴れ着も悩みの種に (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの感染拡大が本格化して最初の成人式を来年1月に控え、式典を主催する各市町村が異例の対応に追われている。オンライン開催、時間や会場を分散、時期をずらして通常実施…。先行きが見えず戸惑う新成人に少しでも安心してもらおうと、レンタルした振り袖のキャンセル料をタダにするなどのサービスも登場した。

 「一生に一度の晴れの日。感染を広げるわけにいかない」。やむなく式典を中止した盛岡市の担当者が強調する。来年は新成人10人だけを集めて式典を開き、その動画をオンライン配信する。

 例年400人以上が岩手県外から帰省。式典後には同窓会も開かれ、感染拡大のリスクは式だけにとどまらない。実行委員長の高橋利基さん(20)は「感染者が増えるにつれ不安になった」とし、市の対応に理解を示した。

 国は式典開催の可否を各市町村に委ねており、秋田県能代市のように、例年通りの形で来夏に実施すると決めたところも。一方、感染防止対策と新成人の希望の間で揺れ動いた自治体もある。

 毎年約2万5000人が集まる「マンモス成人式」で知られる横浜市はオンライン形式に変更したものの、式典開催を求める声を受け、分散型に変更して実施することに。ただ、「状況次第ではオンラインに戻さざるを得ない」(担当者)という。

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