記事詳細

バイデン「新政権」人事 国務長官にブリンケン氏、中国名指し批判は期待できず 「トランプ路線」の変更鮮明に (1/2ページ)

 米大統領選で当選確実が報じられた、民主党のジョー・バイデン前副大統領の「新政権」人事が続々と固まりつつある。外交のかじ取り役である国務長官に、オバマ前政権で国務副長官を務めたアントニー・ブリンケン氏を、財政・金融政策を担当する財務長官に、前連邦準備制度理事会(FRB)議長のジャネット・イエレン氏を指名する方向になった。米中新冷戦が指摘されるなか、これらの顔ぶれを、どう見るべきなのか。

 ブリンケン氏は、ハーバード大学卒でコロンビア大学法科大学院修了のエリート。副大統領時代のバイデン氏の国家安全保障問題担当補佐官を務め、その後、オバマ政権の国務副長官に昇格した。過激派組織「イスラム国」(IS)の戦いや、アジア太平洋リバランス(再均衡)政策などに携わった。

 当初、国務長官候補に名前が浮上した「親中派」のスーザン・ライス元大統領補佐官は、上院の承認が困難として見送られたようだ。

 外交・安保関連では、NSC(国家安全保障会議)を統括する補佐官(国家安保問題担当)には側近のジェーク・サリバン氏、国連大使に黒人女性のリンダ・トーマスグリーンフィールド氏の起用も発表した。

関連ニュース