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【勝負師たちの系譜】無観客のJT杯 タイトル保持者破った豊島竜王「大きな自信に」 (1/2ページ)

 コロナ禍でタイトル戦の開始が遅れたりしたが、最も影響を受けたのは、将棋日本シリーズ・JTプロ公式戦ではないだろうか。

 JT杯は本来、全国11カ所を回り、公開でファンの前で指すことを売りにした棋戦だから、今年のように全局をスタジオで指すのは、主催者にも、ファンにとっても残念な1年だった。

 また並行して行われていた、テーブルマーク協賛「こども大会」が今年は開催されなかったのも、参加を予定していた少年少女にとっては残念だったとの声を多く聞いた。

 何せこの大会は、全国で1万人を超える日本一の大会で、私の地元の静岡大会でも700人くらいの参加者がいる。ほかのこども大会は、多くて70~80人だから、こんなに多くの子供ファンがいるのかという驚きもあった。

 もっとも今回は、ABEMATVが放送したから、逆にすべてを見ることができたファンがいたかも知れない。

 決勝戦は今月22日、豊島将之竜王-永瀬拓矢王座の間で戦われた。永瀬の四間飛車に対し、豊島は最強の4枚穴熊に組むことに成功。堅さを生かして飛車切りから駒得を重ね、最後は一気の寄せで快勝した。

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