記事詳細

バイデン氏の大統領当選を正式認定 4人死亡の議事堂乱入・占拠 デモ行進を扇動したトランプ氏に“罷免・解任”の動き (1/2ページ)

 米連邦議会議事堂に銃声が鳴り響くなど大混乱した米連邦議会だが、一夜明けた7日(現地時間)、民主党のジョー・バイデン次期大統領、カマラ・ハリス次期副大統領の大統領選当選を正式認定した。共和党のドナルド・トランプ大統領は声明で「秩序だった政権移行」を約束し、政権が終わると表明した。ただ、死亡4人を出した異常事態に、米国だけでなく世界からも非難の声が挙がっている。トランプ氏の「罷免・解任」を求める動きも出てきた。

 中断されていた米連邦議会は7日未明、各州の選挙人による投票結果を承認した。これで、バイデン氏は次期大統領への当選が確実となり、20日、第46代アメリカ大統領に就任する。

 それにしても、トランプ氏の支持者らが6日、米民主主義の象徴である議会議事堂に乱入・占拠した事件は深刻だ。上院の本会議場を占拠したほか、下院本会議場にも乱入を図り、上下両院議員らは議場から避難を強いられた。

 警察に銃で撃たれたトランプ氏支持者の女性1人を含む計4人が死亡した。52人が逮捕された。当局は、警察と暴徒の双方が刺激性の化学物質を使用したとしている。

 自由主義陣営の中心である米国での暴挙に、英国のボリス・ジョンソン首相は「完全な誤りだったと確信する」「議会での恥ずべき行為」と非難したほか、ドイツのアンゲラ・メルケル首相らも非難の声を挙げている。

関連ニュース