記事詳細

コロナ後遺症、軽症者でも重症化リスク 改善法は…精神リラックスさせる規則正しい生活と日光浴 (1/2ページ)

 政府は26日、新型コロナウイルス緊急事態宣言に関し、首都圏を除く6府県について2月末での解除を決める。感染者数は減少傾向だが、ワクチン接種計画が後ずれするなか、課題となっているのが後遺症だ。若者や軽症者でも重い後遺症に苦しむケースも相次いでいるという。どのような治療や予防法があるのか。

 昨年3月にコロナ後遺症専門外来を開設した「ヒラハタクリニック」(東京都渋谷区)では、これまで1200人以上の患者を診察。今月23日時点で集計した1113人のうち、症状別では、倦怠(けんたい)感が94%で最も多く、気分の落ち込み86・6%、思考力の低下82・3%と続き、頭痛や嗅覚・味覚障害、脱毛などの症状もあったという。

 平畑光一院長は、「自分の免疫で自分を攻撃してしまう自己抗体ができるパターンがよくあるとみている。特に味覚・嗅覚障害、脱毛などはもともと血中の亜鉛不足で症状が出るとされているが、未知の原因も多い」と分析する。

 年齢別では20代が222人、30代が295人、40代が308人と若年層も多く、女性が男性より約1・44倍多かった。

 「部活で全国大会を目指すようなレベルの学生が通学できなくなるほどの身体症状が出たり、20~30代の女性もトイレに行くのに介助が必要になるほどの症状もあった。若年層の場合、後遺症の方が重くなる可能性があるので注意すべきだ」と指摘する。

関連ニュース