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裏社会ジャーニー(36)~極道の妻を書いた作家~ 「コネなし」「私財投入」で取材に挑んだ家田荘子さんの胆力 (1/2ページ)

 【丸山ゴンザレスの地球の果ての歩き方】

 これまでに世界中の危険地帯を旅してきたが、現在のところコロナ禍の影響で国外に行くことができない。そこで唯一リアルタイムで取材できているYou Tube「丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」を軸にさまざまなテーマを紹介していきたい。

 今回のテーマは「家田荘子」である。

 家田さんといえば女性たちへのインタビュー取材によるノンフィクション作家のイメージが強い。特に彼女の代表作ともいえる『極道の妻たち』はベストセラーとなり、映画化された。

 今回の裏社会ジャーニーでは、そんな名作の裏側について迫らせてもらった。実際にお会いした家田さんは、小柄で目鼻立ちのくっきりとした美人で、今も昔もモテるだろうなと、率直に思った。

 下世話な第一印象だったが、そんなものは取材体験を聞いていくと、いかに失礼だったのか思い知らされた。

 まず、覚悟というか、肝が据わっている。取材はコネのない状態で出版社のサポートを受けることもなかった。それどころか、連載に入るまでに2年をかけ、収入が激減したため、私財を売り払うことになったという。

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